2024.07.28
【重要】当院でのコンタクトレンズ処方に関して
適切な処方とレンズケア、しっかりとした定期検査が行われていれば、コンタクトレンズは非常に安全かつ便利なものです。
しかし残念ながら、不適切なコンタクトレンズ使用に伴うトラブルは当院においても多発しています。
当院では、適切な検査・診察を行い、初めての方には当院の経験豊かなスタッフがお一人ひとりの生活にあったコンタクトレンズを提案し、装用指導を行って、コンタクトレンズを院内で交付致します。
コンタクトレンズは薬事法により『高度管理医療機関(クラスⅢ)』に分類されています。2005年4月の薬事法の改正によりコンタクトレンズは透析器、人工骨、人工呼吸器などと同様の高度管理医療機器として、副作用・機能障害を生じた場合の人体へのリスクが高いものと位置づけられました。
現在インターネットの普及によって、簡単に色々なコンタクトレンズを、装用感や安全性などを確認しないままに手に入れられる時代となっています。そして残念ながら当院でも処方箋のみの発行を希望され、それ以後別の販売店でコンタクトレンズを購入し、定期的な検査に来院されない方が往々にしていらっしゃいます。
当院としても定期的な検査を行えず、どんなコンタクトレンズを購入されているのかを把握できない以上、使用に関して当院としても何かトラブルがあった際には責任がとれません。
皆様の眼の安全を第一に考えて、2024年8月1日より当院では
『コンタクトレンズ処方箋のみの発行は行わない』方針と致しました。
もちろん当院で定期的に通院され、ご購入頂いている方はこれまで通り何も変わりません。
ご理解ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
かなざわ土屋眼科 院長 土屋俊輔