日帰り硝子体手術に関して

当院は眼科手術の中でも難度も高く、硝子体手術に対応できる県内では数少ない眼科クリニックです。

当院で対応可能な代表的な疾患

• 黄斑上膜・網膜前膜
• 黄斑円孔
• 硝子体出血
• 網膜剥離
• 糖尿病網膜症
• 眼内レンズ・水晶体亜脱臼

硝子体手術は、近年の目覚ましい手術技術の向上や手術機器の発展によって、以前よりも手術成績が大きく向上しています。

以前に比べ傷口が小さくなり、以前は20ゲージ(0.9mm程度)の傷口から手術することが一般的でしたが、現在では25ゲージ(0.5mm程度)もしくは27ゲージ(0.4mm)での手術が可能となりました。

よって適応疾患が広がり、よりよい結果を求め、過去に比べて数多くの硝子体手術が行われているのが現状であります。

ただし、硝子体手術は県内でも熟練した術者の数は少なく、非常に高度な技術を必要とする大変な手術であり、合併症が起こるリスクも白内障の比ではありません。また、手術前と比較して100%の改善が見込めない疾患もあります。

かなざわ土屋眼科におきましても、この金沢市北部でお困りの方々に、身近で高度な手術を受けることができる眼科クリニックとして、網膜硝子体手術の分野には一層の力を注いでおります。

もちろん、 患者さんともよく相談し、ご自身の症状や手術について十分にご理解と同意をいただいたうえでの手術となりますので、疑問点やご不安なことがありましたらご相談ください。

当院での硝子体手術のご案内

初診時

目の検査を行なって、現在の視力および網膜の状態を確認します。

手術が望ましいと判断された場合は医師から手術の提案をさせていただきます。

御本人の手術希望を伺って、手術を希望されれば術前検査および手術の日程を立てます。

術前検査日

手術に必要な検査（眼軸長：目の長さ、乱視の度合いなどのチェック、採血など）を行います。

診察室にて医師により手術の説明および白内障手術を同時に施行する場合はご希望に沿った眼内レンズの決定をします。

手術前後の注意点や手術当日の案内をお伝えします。

手術当日

手術当日には、前日までに指定のあった時間に来院下さい。

院内の滞在時間は２−３時間程度になります。

疾患にもよりますが、手術時間は30分-1時間程度です。特殊な状況では手術時間が延長される場合があります。

術後

当院での案内、生活での注意事項にしたがって来院下さい。もちろん気になることがあればすぐ対応させていただきます。