- 近視進行抑制
子どもの近視進行を止めたい!話題のリジュセアミニとオルソケラトロジーとは?
目次
日本の子どもたちに近視がふえているって本当?👦👧
はい、本当です。
最近の調査では、小学生や中学生の約3人に1人が近視になっているというデータがあります📊
スマホ・ゲーム・タブレットを使う時間がふえて、外で遊ぶ時間が減ったことが関係しているとも言われています📱🌥️
しかも、近視になる年齢がだんだん早くなってきているため、「強い近視」へと進んでしまう子も少なくありません。
強い近視は、将来の目の病気のリスクを高めることもあるため、早いうちからのケアがとても大切です✨
近視が進むと…どんな心配があるの?😢
近視が進みすぎると、将来、こんな病気のリスクが高くなると言われています:
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👁️ 網膜はく離(目の中の膜がはがれる)
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👁️ 緑内障(視野が欠けてくる病気)
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👁️ 白内障(かすんでみえる)
もちろんすぐに病気になるわけではありませんが、できるだけ近視の進みをゆるやかにすることで、将来の目の健康を守ることができるんです😊
近視が進む原因ってなに?🔍
近視が進む大きな原因は「眼球がのびる;眼軸長が伸びてしまう」こと。
目の奥行き(眼軸)がのびることで、ピントが網膜よりも手前で合ってしまい、はっきり見えなくなる状態になります。
そのほかにも:
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📱 スマホ・ゲームの使いすぎ
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🏠 屋内での生活が多く、外に出る時間が少ない
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🕶️ ピントの合い方(特に周辺視野)が目に負担をかけている
…といったことが、近視進行と関係していると考えられています。
だからこそ、「近視の進み方をやわらげる」治療が注目されているのです✨
リジュセア®ミニってなに?💧
2025年春から使えるようになった【リジュセアミニ】は、日本で初めて承認された「近視の進行をおさえる目ぐすり」です🎉
以前は「マイオピン」という点眼薬を個人輸入する形で、希望される皆様に処方されているクリニックが多くありました。
基本的な効果は同じですが、リジュセアミニは薬剤の工夫でより効果が大きくなることが期待されています。
就寝前に1日1回さすだけ!防腐剤が入っていないやさしい点眼液です。
📌 メリット
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5歳から治療可能
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点眼を1日1回夜するだけなので簡単
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副作用がでにくい
- 他の治療法と併用できる
☝️ 注意点
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裸眼視力がよくなるお薬ではありません!あくまで進行を予防するおくすりです。
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まれに眩しさや手元のみにくさを感じる場合があり、その時には中止が必要
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健康保険は使えず、自費診療になります
オルソケラトロジーってなに?🌙
オルソケラトロジー(オルソK)は、「夜寝ている間に特別なハードコンタクトレンズをつけて、日中は裸眼で生活できる」新しい近視ケア方法です。
寝ている間に角膜の形を少しだけ変えることで、日中はメガネがなくても見えやすくなります✨
ただしハードコンタクトレンズですので、小さなお子様には使用が難しい場合が多いです。
7歳から使用可能とは言われていますが、当院ではお子様自身が協力的になってくる9−10歳ごろからの開始をおすすめしています。
📌 こんなお子さまにおすすめ
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日中メガネなしで過ごしたい
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スポーツや水泳などをしている
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近視の進行をゆるやかにしたい
☝️ 注意点
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きちんと夜に装用する必要があります
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レンズは毎日のお手入れが必要です
- レンズケアなどのトラブルで感染の危険性あり⚠️
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初回に適合検査があり、定期的なチェックも必要です
- 角膜の状態によっては適応外、もしくは途中で中止する必要があります。
点眼(リジュセアミニ)とオルソケラトロジーを組み合わせがオススメ💪
最近では、「リジュセアミニ(目ぐすり)」と「オルソK」を両方使うことで、よりしっかりと近視の進行をおさえられることがわかってきました✨
最近の報告では、併用することにより、オルソケラトロジー単独に比べて約3割の近視進行抑制効果アップが期待されます。
もちろん、お子さまの目の状態に合わせて慎重に判断しますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください😊
これからの新しい治療にも注目👀✨
📍 レッドライト治療
→ 赤い光を1日数分、週5日あびることで、近視の進行をゆるやかにする治療。
海外ではどの治療よりも突出して効果があると注目されていますが、日本ではまだ承認待ちです。
📍 MiSight®(マイサイト)
→ 近視進行をふせぐための「1日使い捨て多焦点コンタクトレンズ」。2025年夏に承認がおりて、今後発売予定です。
当院でも最新情報をチェックしながら、必要に応じてご案内できるよう準備を進めています📚
🌿保護者の方へ
お子さまの近視は、早くから「進まないように守っていく」ことがとても大切です。
大切な目の健康を一緒に守っていきましょう😊
近視進行が気になる方、点眼やオルソのことをもっと知りたい方は、お気軽にスタッフまでご相談ください✨
📌よくあるご質問(FAQ)
Q1. 近視進行抑制の治療って、すべての子どもに必要ですか?
A. 必ずしも全員に必要ではありませんが、近視の進み方が速い場合や、年齢が低い段階で近視になっている場合、ご家族に強度近視の方がいる場合などは、将来の目の健康を考えて治療をご案内しています。
もちろん、お子様の近視の進行や生活の不便さを考えると、近視が軽度の場合でも積極的に治療を開始することもおすすめです。
Q2. リジュセアミニの副作用はありますか?
A. 一般的に重い副作用は少ないとされていますが、一時的にまぶしさを感じたり、ピントが合いにくいと感じることがあります。防腐剤なしの使い切り容器で安全性にも配慮されており、万が一の不調にも対応できるよう、当院では定期検査を行っています。
Q3. オルソケラトロジーは何歳から始められますか?
A. 当院では9−10歳ごろから始められます。装用時のケアや理解が必要なため、お子さまと保護者の方が協力できることが大切です。当院では事前に装用練習やケア方法のご説明も行っています。
Q4. リジュセアミニとオルソK、どちらが効果がありますか?
A. どちらも近視進行を抑える効果があり、併用することでさらに高い抑制効果が得られることが報告されています。お子さまの年齢・進行状況・ライフスタイルに合わせて、最適な方法をご提案いたします。
Q5. これらの治療に保険は使えますか?
A. 現時点では、リジュセアミニ・オルソケラトロジーともに保険適用外の「自由診療」となります。費用については事前にしっかりご説明いたしますので、ご安心ください。
Q6. 近視進行抑制治療はいつまで続ける必要がありますか?
A. 一般的には、近視の進行が緩やかになる18歳以降まで継続されることが多いです。
眼軸長(目の奥行き)の伸びがゆるやかになり、進行が落ち着いてきたことが確認できれば、徐々に中止や移行を検討していきます👀✨
ただし、近視の進み方には個人差があり、年齢だけでなく「進行のスピード」や「家族歴」なども参考にしながら、定期検査を通して主治医と一緒に判断していくことが大切です。
*リジュセアミニ点眼治療をご希望の方は、通常の診察と同じく直接来院(当日順番予約も可能です)下さい。
記事監修者について
土屋俊輔
かなざわ土屋眼科院長の土屋俊輔(つちやしゅんすけ)です。金沢大学附属病院に在籍中は、大学病院へご紹介頂く白内障・緑内障・網膜硝子体疾患の中でも難治性疾患、および緊急疾患にお困りの方々に数多くの手術を執刀させて頂き、研鑽を積んで参りました。 当院では手術だけではなく、近視進行抑制治療や、一般的な眼科疾患にも広く対応しています。どんな眼のお困りごとも、気軽にご相談ください。




