白内障手術(多焦点眼内レンズ)
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
| 14:00~17:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
白内障手術(多焦点眼内レンズ)
当院では希望される方に多焦点眼内レンズ(選定療養)を提案しています。
白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、人工のレンズ(眼内レンズ)に置き換えます。
多焦点眼内レンズは、遠くから手元まで「複数の距離」にピントが合うよう設計されたレンズで、手術後の眼鏡への依存を減らせる可能性があります。
当院では、目の状態と生活スタイルをうかがったうえで、ご希望の方に多焦点眼内レンズ(選定療養)をご提案しています。
レンズ選び
あなたに合うレンズを
目の状態とご希望をうかがい、3種類の多焦点レンズから一人ひとりに合ったものをご提案します
乱視矯正(トーリック)
全レンズ対応
乱視のある方も選べます
費用(選定療養)
片眼 +305,000円〜
保険診療の手術費用に加えて、レンズの差額分が自費で追加となります
多焦点眼内レンズの種類・選び方・注意点を、院長が動画で解説しています。
ABOUT
多焦点眼内レンズとは
保険診療
単焦点レンズ
ピントが合うのは「1つの距離」です。遠くに合わせれば読書やスマホには老眼鏡を、手元に合わせれば運転など遠くを見るときに眼鏡を使います。見たい距離をあらかじめ選ぶ必要があります。
選定療養(追加費用あり)
多焦点眼内レンズ
目に入る光の配分をレンズのデザインで振り分け、遠くから中間・手元まで見えることを目指したレンズです。日常生活で眼鏡に頼る場面を大きく減らせることが期待できます。
※ 適応は、目の状態(角膜・黄斑・視神経など)と生活スタイルを総合的に評価して決めます。
メリット
- 眼鏡をかける頻度を減らせる:遠く〜中間(レンズによっては手元まで)を裸眼で見やすくなります。
- 日常生活が快適に:眼鏡をかけ外しする手間が減り、日常生活の快適さを高めやすくなります。
デメリット・注意点
- コントラスト感度の低下:レンズの種類によっては、単焦点レンズに比べて「くっきり感」がやや劣ることがあります。
- ハロー・グレア:レンズの種類によっては、夜間にライトがにじむ・光の輪が見えるといった症状が出ることがあります(程度には個人差・レンズ差があります)。
- 適応の制限:黄斑の病気や緑内障などがある場合は、慎重な判断が必要です。
- 手元の見え方の限界:焦点深度拡張型(EDOF)のレンズでは、50cmより近い細かい作業で老眼鏡が必要になることがあります。
- 慣れの期間:手術後しばらく、見え方に慣れるまでの期間が必要な場合があります。
SUITABLE
多焦点眼内レンズが向いている方
こんな方に向いています
- 手術後は、できるだけ眼鏡を使わずに過ごしたい
- 遠くから中間距離(パソコン画面・車のメーターなど)まで裸眼で見たい
- 老眼鏡のかけ外しをわずらわしく感じている
- 乱視があるが、多焦点レンズを検討したい(3種類とも乱視矯正に対応)
慎重な検討が必要な方
- 黄斑の病気や進行した緑内障など、目の病気がある
- 夜間の運転が多く、光のにじみが気になりやすい
- 細かい手元作業を、長時間裸眼で行いたい
- 見え方の「くっきり感」を最も重視したい
このような場合も、レンズの種類によっては選択肢になります。単焦点レンズも含めて、検査の結果をもとにご提案します。
くわしくはコラム「多焦点眼内レンズに向いている人・向いていない人」もご覧ください。
LENS
当院で取り扱う多焦点眼内レンズ
当院では、Johnson & Johnson社の PureSee(焦点深度拡張型・2026年1月から)、Alcon社の Vivity(焦点深度拡張型)と PanOptix(3焦点)の3種類を取り扱っています。いずれも選定療養の対象で、乱視矯正(トーリック)モデルにも対応しています。目の状態と生活スタイルをうかがい、お一人ずつに合ったレンズをご提案します。
焦点深度拡張型(EDOF)
TECNIS PureSee™
テクニス ピュアシー / Johnson & Johnson社(アメリカ)

- 見やすい距離
- 遠く〜中間(約50cm)
- 眼鏡
- 手元は必要になることが多い
- ハロー・グレア
- 少ない
- 乱視矯正
- 対応
自然な見え方を重視した焦点深度拡張型(EDOF)レンズです。
Vivity と同じ焦点深度拡張型(EDOF)に分類されます。従来の回折型多焦点レンズのように光を複数に分けるのではなく、レンズの光学設計によってピントの合う範囲をなめらかに広げ、遠くから中間距離までを見やすくします。手術後の屈折のずれにも強いといわれています。
夜間のライトがにじむ・まぶしいといった症状が出にくい傾向があり、車社会の金沢・石川で気になる夜間運転や、暗い場所での見え方を重視する方にも適しています。明暗の差を感じ取るコントラスト感度にも配慮されており、「くっきり感」や「違和感の少なさ」を大切にしたい方に向いています。
一方で、スマホの細かい文字や長時間の読書など、手元の作業では老眼鏡が必要になる場合があります。
こんな方に
- 遠くから中間までを裸眼で快適に見たい方
- 夜間の運転や暗い場所での見え方を重視する方
焦点深度拡張型(EDOF)・非回折型
Clareon® Vivity®
クラレオン ビビティ / Alcon社(アメリカ)

- 見やすい距離
- 遠く〜中間(約50cm)
- 眼鏡
- 手元は必要になることが多い
- ハロー・グレア
- 非常に少ない
- 乱視矯正
- 対応(2025年5月〜)
多焦点レンズの中でも、ハロー・グレアが非常に少ないレンズです。
光のエネルギーのロスがほとんどない非回折型のため、コントラスト(くっきり感)や明るさも単焦点レンズと同等に保たれます。夜間運転時の対向車のライトのまぶしさや光の輪が気になるリスクが大きく抑えられており、夜間に運転される方にも選択肢となります。
一方で、30cm前後の手元は見えにくく、スマホや読書では眼鏡が必要になる場合があります。
こんな方に
- 夜間の運転が多い方
- くっきりした自然な見え方を重視する方
回折型・3焦点
Clareon® PanOptix®
クラレオン パンオプティクス / Alcon社(アメリカ)

- 見やすい距離
- 遠く・中間(約60cm)・手元(約40cm)
- 眼鏡
- 原則不要
- ハロー・グレア
- 夜間に出ることがある
- 乱視矯正
- 対応
「手術後はほとんど眼鏡なしで生活したい」という方に適したレンズです。
遠く・約60cmの中間・約40cmの手元にピントが合うよう設計された3焦点レンズです。2019年に国内で承認されて以来、多焦点レンズの中で最も使用実績の多いレンズの一つで、効果と安全性は多くの臨床例で確認されています。
一方で、夜間に街灯や車のライトがにじむ・光の輪が見える(ハロー・グレア)ことがあります。多くの方は手術後しばらくすると脳が慣れて気にならなくなるとされていますが、夜間の運転や暗い場所での作業が多い方はストレスになる可能性があります。また、光を振り分ける構造上、薄暗い場所では明暗の差(コントラスト)をやや感じにくくなることがあります(個人差があります)。
「眼鏡にほぼ頼らない代わりに、夜間の見え方に少し妥協する」ことを受け入れられる方向きのレンズです。
こんな方に
- 遠くから手元まで、眼鏡なしで過ごしたい方
- 読書や細かい作業を裸眼でしたい方
どのレンズが合うか、まずはご相談ください
ご予約がなくても受診できます。ご都合に合わせてお選びください。
日時を決めて相談したい方
(初診の方のみ)
当日受診したい方
(初診・再診どちらでも)
もちろん、予約なしで直接ご来院いただいても大丈夫です。
お電話でもご相談いただけます(076-257-4600)
COMPARE
レンズの比較の目安
| 眼内レンズ | 単焦点レンズ保険診療 | PureSeeピュアシー/選定療養 | Vivityビビティ/選定療養 | PanOptixパンオプティクス/選定療養 |
|---|---|---|---|---|
| 裸眼で見やすい距離 | 「遠く」か「手元」のどちらか一方 | 遠く〜中間(50cm) | 遠く〜中間(50cm) | 遠く・中間(60cm)・手元(40cm)の3焦点 |
| 眼鏡 | 必要 | 手元は必要になることが多い | 手元は必要になることが多い | 原則不要 |
| 見え方の質 | 最も良い | 良い | 良い | やや良い |
| ハロー・グレアの少なさ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
| コントラスト | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
| 乱視矯正 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ひとこと | 白内障手術で最も広く使われているレンズ。ピントの合う距離では見え方の質が高い。 | Vivity とよく比較される、特徴の似たレンズ。手元はやや弱いが、見え方は単焦点レンズに匹敵するといわれる。 | 手元はやや弱いが、見え方は単焦点レンズに匹敵するといわれる。スマホや読書では眼鏡が必要になることも。 | 世界的に最もスタンダードな多焦点レンズ。眼鏡なしで生活したい方の有力な選択肢。夜間運転が多い方は注意。 |
※ ◎・◯ は目安です(◎のほうがより良好)。見え方には個人差があります。表が切れている場合は横にスクロールしてご覧ください。
CHOOSE
レンズの選び方
どのレンズが合うかは、「どの距離を裸眼で見たいか」と「どんな見え方を優先したいか」で変わります。高価なレンズほど良い、ということではありません。
夜間の運転が多い/
くっきりした見え方を重視したい
PureSee・Vivity
遠く〜中間が見やすい焦点深度拡張型。スマホや読書では眼鏡を使うことがあります。
手元まで、できるだけ
眼鏡なしで過ごしたい
PanOptix
遠く・中間・手元の3焦点。夜間のハロー・グレアが出ることがあります。
目の病気がある/
どれが合うかわからない
検査の結果をもとにご提案
単焦点レンズも含めて、目の状態に合った選択肢をご説明します。
レンズを決めるまでの流れ
-
診察・ご希望の確認
白内障の状態を確認し、ふだんの生活(運転、お仕事、趣味、スマホや読書の時間など)と、裸眼で見たい距離をうかがいます。
-
術前検査
別の日に術前検査を行い、角膜・黄斑・視神経の状態や乱視の量をくわしく調べて、多焦点レンズが適しているかを評価します。
-
レンズの決定
検査の結果とご希望をもとに、医師と相談してレンズを決めます。
PRICE
費用について(選定療養)
当院で取り扱う多焦点眼内レンズは、すべて「選定療養」の対象です。多焦点眼内レンズを選ぶ場合は、保険診療の白内障手術の費用(自己負担1〜3割)に加えて、レンズの差額や追加の検査などの費用が自費でかかります。
| レンズ | 通常 | 乱視矯正(トーリック) |
|---|---|---|
| PureSee | +305,000円 | +338,000円 |
| Vivity | +305,000円 | +338,000円 |
| PanOptix | +305,000円 | +338,000円 |
見え方や費用のことも、お気軽にご相談ください
ご予約がなくても受診できます。ご都合に合わせてお選びください。
日時を決めて相談したい方
(初診の方のみ)
当日受診したい方
(初診・再診どちらでも)
もちろん、予約なしで直接ご来院いただいても大丈夫です。
お電話でもご相談いただけます(076-257-4600)
FAQ
よくある質問
選定療養とは何ですか?
保険診療に、患者さまのご希望による追加のサービス(多焦点眼内レンズなど)を組み合わせられる制度です。手術自体は保険で行い、レンズの差額や追加の検査を自費でお支払いいただきます。
夜間によく運転します。どのレンズが向いていますか?
一般に、焦点深度拡張型(EDOF)の PureSee や Vivity はコントラストが良好で、夜間のハロー・グレアが少ない傾向があります。瞳孔の大きさや角膜の形なども考慮して選びます。
読書や細かい作業を裸眼でしたいのですが?
PanOptix は遠く・中間(約60cm)・手元(約40cm)の3焦点で、手元の作業を重視する方に適していることがあります。両眼での設計や乱視の有無もあわせて評価します。
乱視があります。対応できますか?
当院で取り扱う PureSee・Vivity・PanOptix は、いずれも乱視矯正(トーリック)モデルを選べます。角膜の乱視の量と向き(軸)に合わせて最適な度数と固定する角度を計算し、手術中のガイドを使ってレンズを正確な位置に固定できるよう努めています。
網膜や視神経の病気があります。多焦点レンズは使えますか?
黄斑の病気や進行した緑内障などがある場合、多焦点レンズは向かないことがあります。焦点深度拡張型(EDOF)が選択肢になる場合もありますが、単焦点レンズを含めて総合的にご提案します。
片眼だけ多焦点レンズにしても大丈夫ですか?
目の状態によっては対応できます。その場合は、左右の見え方の差が大きくならないよう、もう片方の眼にも焦点の特性が近いレンズを選ぶことがあります(たとえば PureSee と、保険診療の単焦点レンズ「アイハンス」の組み合わせなど)。適しているかどうかは、診察と検査の結果をもとにご相談ください。
老眼鏡は完全に不要になりますか?
日常の多くの場面で眼鏡を減らせる可能性はありますが、細かい手元の作業や暗い場所での作業などでは、補助的に眼鏡が必要になることがあります。
手術の時間と通院の回数は?
手術自体は5〜10分程度が目安です。手術当日は、来院からお帰りまで2〜3時間ほどみてください。手術の前に、まず診察で白内障の有無を確認し、別の日に術前検査を行って、適したレンズをご相談します。手術後は通常、翌日・1週間・1か月・3か月などを目安に経過を確認します(お一人ずつ調整します)。
見え方が思ったほど合わない場合は?
まずは経過を見ながら視力・屈折が安定するのを待ち、眼鏡での補正を検討します。まれに追加の矯正(角膜表面の微調整など)やレンズの交換を検討することがありますが、適応は慎重に判断します。
手術後の生活で注意することは?
手術当日は、洗顔・洗髪・飲酒・激しい運動を控えていただきます。数日〜1週間程度は、点眼治療と目を清潔に保つことをお願いしています。車の運転を再開してよいかは、視力と見え方を確認したうえで医師が個別に判断します。
多焦点レンズにするか迷っている方も、お気軽にご相談ください
ご予約がなくても受診できます。ご都合に合わせてお選びください。
日時を決めて相談したい方
(初診の方のみ)
当日受診したい方
(初診・再診どちらでも)
もちろん、予約なしで直接ご来院いただいても大丈夫です。
お電話でもご相談いただけます(076-257-4600)
診療案内
当院の主な診療内容をご紹介しております
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一般眼科
目のかすみ・充血・ものもらいなど、 どのようなお悩みもご相談ください。
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日帰り白内障手術
手術時間5分〜10分、術後しばらくの安静でお帰り頂けます。
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白内障手術(多焦点眼内レンズ)
当院では希望される方に多焦点眼内レンズ(選定療養)を提案しています。
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日帰り硝子体手術
最新機器を用い、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に取り除きます。
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緑内障治療
緑内障は我が国においては中途失明の原因としては第1位となっています。2000年頃に岐阜県多治見市で行われた大規模な疫学研究の結果では、緑内障の有病率は40歳以上の男女で約5 %でした。つまり、40歳以上の成人では20人に1人が緑内障であり、身近な疾患であることがわかります。
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コンタクトレンズ
患者様ご自身の目にあった最適なコンタクトレンズのご提供
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オルソケラトロジー治療
夜間に装着するコンタクトレンズによって近視視力が矯正される治療です。
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近視進行抑制治療
お子さまの近視の進行をゆるやかにする治療を、オルソケラトロジーを中心にご提案しています。