見えづらさ
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見えづらさ
「なんとなく見えにくい」「視力が落ちた気がする」と感じることはありませんか?見えづらさの原因は、眼鏡の度数のずれから、白内障・緑内障・網膜の病気まで、さまざまです。ここでは、見え方のタイプ別に考えられる原因、すぐに受診していただきたい症状、眼科で行う検査をご紹介します。
こんな症状はありませんか?
- 夕方になると物がぼやける
- 眼鏡をかけても、視界がすっきりしない
- 片目だけ見えにくい気がする
- スマートフォンや新聞の文字が読みづらくなった
- 遠くの標識やテレビの字幕が見えにくい
- 明るい場所や夜の対向車のライトがまぶしい
- 物が二重・三重にだぶって見える
- 視界の一部が欠けている、ゆがんで見える
ひとつでも当てはまる場合は、眼科での検査をおすすめします。「年齢のせい」「疲れのせい」と思われがちな見えづらさの中に、早めの治療が大切な病気が隠れていることがあります。
すぐに受診していただきたい見えづらさ
次のような症状が急に出た場合は、様子を見ずに、できるだけ早く眼科を受診してください。
- 視野の一部にカーテンがかかったように見えない(網膜剥離の可能性)
- 黒い点や糸くずのような影(飛蚊症)が急に増えた、光が走るように見える(網膜に穴があいたサインのことがあります)
- 墨を流したような黒い影が広がった(硝子体出血の可能性)
- 急に視力が落ちた、真ん中が見えない、ゆがむ
- 目の痛み・頭痛・吐き気をともなう見えにくさ(急性緑内障発作の可能性)
- 片目が急に見えなくなった(数分で戻った場合も含む)
片目が一時的に見えなくなる症状や、物が急に二重に見える症状は、脳の血管の病気のサインであることもあります。手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状をともなう場合は、救急車の要請をためらわないでください。
見えづらさの主な原因
屈折異常(近視・遠視・乱視・老眼)
目のピントが網膜にきちんと合っていないために、ぼやけて見える状態です。もっとも多い見えづらさの原因で、眼鏡やコンタクトレンズの度数が今の目に合わなくなっていることもよくあります。40歳前後からは、近くにピントを合わせる力が弱くなる老眼が始まり、「手元が見えにくい」「夕方になるとつらい」と感じやすくなります。
お子さまの場合は、見えにくさを自分から訴えないことも多く、テレビに近づく、目を細める、学校の視力検査で指摘されたといったことがきっかけになります。お子さまの近視については近視進行抑制治療のページもご覧ください。
白内障
目の中でレンズの役割をしている水晶体が濁る病気です。主な原因は加齢で、年齢とともに誰にでも起こります。かすんで見える、まぶしい、物が二重に見える、眼鏡を作り直してもすっきりしないといった症状が特徴です。進行すると日常生活に支障が出ますが、手術で濁った水晶体を眼内レンズに置き換えることで、見え方の改善が期待できます。見え方の変化については白内障の見え方のセルフチェック(コラム)、手術については日帰り白内障手術のページで詳しくご案内しています。
緑内障
視神経が少しずつ傷み、見える範囲(視野)が狭くなっていく病気です。40歳以上の日本人の約20人に1人が緑内障とされていますが、初期にはほとんど自覚症状がありません。片方の目の視野が欠けても、もう片方の目が補うため、気づいたときには進行していることも少なくありません。一度失われた視野は元に戻らないため、早期発見・早期治療が何より大切です。金沢市の緑内障検診や、健康診断で「視神経乳頭陥凹拡大」などを指摘された方は、一度詳しい検査をお受けください。くわしくは緑内障治療のページをご覧ください。
加齢黄斑変性・黄斑上膜などの黄斑の病気
網膜の中心にある黄斑は、物を見るときにもっとも大切な部分です。ここに病気が起こると、見たいところの中心が見えにくい、ゆがんで見える、物の大きさが左右で違って見えるといった症状が出ます。
- 加齢黄斑変性:加齢にともなって黄斑が傷む病気です。タイプによっては、目の中に薬を注射する治療で進行を抑えられる場合があります
- 黄斑上膜(網膜前膜):黄斑の表面に薄い膜が張り、ゆがみや視力低下を起こします。症状が進んだ場合は手術で膜を取り除きます(手術の時期についてのコラム)
- 黄斑円孔:黄斑に小さな穴があき、中心が見えにくくなります。手術で治療します
- 中心性漿液性網脈絡膜症:働き盛りの男性に多く、中心が暗く・ゆがんで見えます(くわしいコラム)
片目ずつ手で隠して、格子状の線やカレンダー、障子の桟などを見てみると、ゆがみに気づきやすくなります。
糖尿病網膜症・網膜の血管の病気
糖尿病で網膜の血管が傷むと、出血やむくみが起こり、見えにくくなります。かなり進行するまで自覚症状が出ないことが多いため、糖尿病と診断された方は、見え方に問題がなくても定期的な眼底検査が必要です。高血圧などが原因で網膜の静脈が詰まる病気(網膜静脈閉塞症)でも、急に見えにくくなることがあります。
網膜剥離・硝子体出血
網膜がはがれたり、目の中に出血が広がったりすると、急な視野の欠けや視力低下が起こります。いずれも早急な治療が必要な病気です。当院では、網膜剥離や硝子体出血、黄斑の病気などに対する日帰り硝子体手術に対応しています。飛蚊症については飛蚊症のコラムでも解説しています。
ドライアイ・眼精疲労
目の表面が乾くと、光がきれいに目の中に入らず、かすんで見えることがあります。まばたきをすると一瞬はっきりする、夕方や画面作業のあとに見えにくくなる、という場合はドライアイが関係しているかもしれません。点眼治療や生活の工夫で改善することが多い見えづらさです。くわしくはドライアイのページをご覧ください。
その他の原因
- 角膜の病気:角膜の濁りや、角膜の形がゆがむ病気(円錐角膜など)
- ぶどう膜炎:目の中の炎症で、かすみやまぶしさが出ます
- 視神経の病気:視神経の炎症や血流障害で、急に視力が落ちることがあります
- 弱視・斜視:お子さまの見えにくさの原因として、早い時期の発見が大切です
見え方のタイプ別・考えられる原因
- 全体的にかすむ・まぶしい:白内障、ドライアイ、角膜の病気など
- 遠く、または近くだけが見えにくい:近視・遠視・乱視・老眼、眼鏡の度数のずれ
- 中心がゆがむ・暗い:加齢黄斑変性、黄斑上膜、黄斑円孔など黄斑の病気
- 視野の一部が欠ける:緑内障、網膜剥離、網膜の血管の病気、脳の病気
- 物が二重に見える:片目で見ても二重なら乱視や白内障、両目で見たときだけ二重なら目の位置のずれ(斜視)や、目を動かす神経・脳の病気
- 夕方や疲れたときだけ見えにくい:ドライアイ、眼精疲労、老眼の始まり
眼科で行う主な検査
見えづらさの原因を調べるため、症状に応じて次のような検査を組み合わせて行います。
- 視力検査・屈折検査:眼鏡をかけた状態の視力と、近視・遠視・乱視の度合いを調べます
- 眼圧検査:緑内障の診断や経過観察に使います
- 細隙灯顕微鏡検査:角膜や水晶体(白内障)の状態を観察します
- 眼底検査:網膜や視神経の状態を調べます。瞳を広げる目薬を使った場合は、数時間まぶしさが残るため、車の運転はお控えください
- 光干渉断層計:網膜や視神経の断面を撮影し、黄斑の病気や緑内障の早期発見に役立てます
- 視野検査:見える範囲を調べ、緑内障などによる視野の欠けを確認します
よくあるご質問
眼鏡店で度数を合わせてもらえば、眼科に行かなくてもよいですか?
度数の変化だけが原因であれば眼鏡の作り直しで解決しますが、白内障や緑内障、網膜の病気による見えづらさは、眼鏡では改善しません。とくに「作り直してもすっきりしない」「片目だけ見えにくい」場合は、一度眼科で目の病気がないかを確認されることをおすすめします。
見えにくさが少しずつ進んでいる気がします。急ぎますか?
ゆっくり進む見えづらさの多くは、白内障や屈折の変化などですが、緑内障のように自覚しにくいまま進む病気もあります。急ぐ必要はない場合でも、先延ばしにせず、ご都合のよい日に受診してください。
片目ずつ見え方を確認したほうがよいですか?
はい。両目で見ていると、片方の目の見えにくさに気づきにくいため、ときどき片目ずつ隠して、遠く・近く・直線のゆがみを確認することをおすすめします。
まずはお気軽にご相談ください
「年齢のせいかな」「忙しいから様子を見よう」と放置していると、病気によっては進行してしまうこともあります。視界の違和感は、目からの大切なサインかもしれません。
金沢市のかなざわ土屋眼科では、眼鏡・コンタクトレンズの処方やドライアイのご相談から、白内障・緑内障・網膜硝子体の病気の検査と手術まで対応しています。小さな不安でも、お気軽にご相談ください。
診療案内
当院の主な診療内容をご紹介しております
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一般眼科
目のかすみ・充血・ものもらいなど、 どのようなお悩みもご相談ください。
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日帰り白内障手術
手術時間5分〜10分、術後しばらくの安静でお帰り頂けます。
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白内障手術(多焦点眼内レンズ)
当院では希望される方に多焦点眼内レンズ(選定療養)を提案しています。
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日帰り硝子体手術
最新機器を用い、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に取り除きます。
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緑内障治療
緑内障は我が国においては中途失明の原因としては第1位となっています。2000年頃に岐阜県多治見市で行われた大規模な疫学研究の結果では、緑内障の有病率は40歳以上の男女で約5 %でした。つまり、40歳以上の成人では20人に1人が緑内障であり、身近な疾患であることがわかります。
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コンタクトレンズ
患者様ご自身の目にあった最適なコンタクトレンズのご提供
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オルソケラトロジー治療
夜間に装着するコンタクトレンズによって近視視力が矯正される治療です。
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近視進行抑制治療
お子さまの近視の進行をゆるやかにする治療を、オルソケラトロジーを中心にご提案しています。